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 デイトレードをする時に参考になるのが日経平均先物の動きです。
これは相場の変化の兆しをつかむのにとても便利な指標になります。
デイトレードをしているプロの投資家の方たちもモニターに表示させて必ずリアルタイムの日経平均先物のチャートをチェックしています。だいたいの証券のネットの情報ツールで見れると思います。個別の銘柄の売買はやらず、日経平均先物だけを取引する機関投資家がいて大きな金額が動いてマーケットにあたえる心理的影響が大きいのです。
２２５先物は商品先物と勘違いされがちですが、最近は取引１枚から気楽にできるので個人投資家の方の参加が増えています。現物株とは違うリスクがありますので上級者向けになります。
株式市場は現物株を売買して日経平均が上がったり下がったりすると思われがちですが実際には大口の機関投資家に２２５先物が手がけられそれにつられて日経平均採用銘柄、日経平均が動き、そのあとに現物株を取引している個人投資家、ディーラーなどの投資家に心理的影響を与えて株価が下がったり上がったりしています。
なぜ先物の動きが影響をあたえるのかというと機関投資家が｢裁定取引」という手法を良く使うからです。２２５先物が上昇するとそれにつられて日経平均が上昇するのは先物を売って現物株を買う「裁定取引」が盛んに行われているからです。これは日経平均先物と日経平均との間に生じた価格差を利用して利益を出すやり方です。日本のマーケットは２２５先物しだいというところもあるようです。
ですから２２５先物の動きを見るということはデイトレードをする時には欠かせない参考資料になるということになります。
デイトレードする時は日経平均先物が先に動き出すことが多いので先物がマイナスからプラスへ変わる時が狙い目です。日経平均がプラスでもなんか相場に勢いがないという時もありますのでそれは他の参考指標を参考にして総合的な判断が必要だと思います。先物がマイナスで軟調な時には確率面でデイトレードしづらくなりますの様子見が無難だと思います。
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